harrisonsburrabay

HARRISONS BURRA BAY (ハリソンズ バラベイ)

2024.03.21

無染色のシェットランドウール

 

先日も"HARRISONS REAGENCY"でもご紹介した通り、「生地のコレクション名」には様々な意味が込められており、その中でも少しひねりのあるコレクション名で有名(笑)かつ、お客さまから人気の高いHARRISONSより"BURRA BAY(バラベイ)"を紹介させていただきます。

harrisons-burrabay

今回も直訳をしてみますと"BURRA BAY"=ブッラ(シェットランドにある2つの島の総称)ベイ(入り江)。という意味らしく、そのまんま「地名」?「地方」でした。

ただ単に「地名」なのではなくこのブッラの入り江に生息する、純血種のシェットランドシープから採取されるサスティナブルな無染色ウールがこのファブリックに唯一無二のキャラクターを与え、大地や植物を連想させるアースカラーを組み合わせたデザインの数々が秀逸でワンランク上の装いを楽しめますという意味が込められているようです。

ここで少しシェットランドシープについてご説明を。
シェットランド島は北大西洋に浮かぶ強風・寒さが厳しい島。
羊の餌となる牧草はほとんど育たない土地の為、シェットランドシープは食べ物を求め、急峻な崖を海辺に向かい引き潮の時の海藻を食べているのです。
そのため牧草を食べている羊に比べ、毛がとても軽く柔わらかになるのです。
もちろんBAY(入り江)以外でもシェットランドシープは育てられているのですが、牧草で育てられたものとは品質が全く違うのです。

harrisons-burrabay2生地は綾織で260/280gですが夏物です。国内では真冬を除く3シーズン生地として使い勝手が良さそうです。

柔らかで少しざっくりした着心地は、きっと病みつきになってしまう事間違いありません。
この春ぜひお試しください。

harrisonsburrabay2

harrisonsburrabay3

生地の陰影がとてもきれいで、独特のオーラを放っております。

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