VENTILE

VENTILE(ベンタイル)・コットンオーダーコート

2022.03.02

防水・防風・浸透性に優れた高密度のコットン


春秋に着られる”コート”はお持ちでしょうか?
雪が解け始めそろそろ衣替えの季節になってまいりました。そこで今回、春秋向けコートのお知らせです。

用意している方も多いかと思いますが、スプリングコート類は春秋コーディネートをする上でも欠かせないアイテムでビジネスにはもちろんカジュアルにTシャツの上からでも羽織っていただけるようなコートになりますので何かと便利アイテムでもあるのです。

そこで、オーダー店ならではの生地にこだわった春に相応しい良質な生地のご紹介。
表題にもあるVENTILE (ベンタイル)というミリタリー発祥の高機能素材でオーダーするオーダーコートです。

春秋に着用するコートと言えばオイルやワックスを含ませた生地が有名でVENTILE (ベンタイル)はあまり聞きなれない素材かと思いますが、あまりにも希少で量産には向いていない稀少な素材だというのも背景にあるのかもしれません。

VENTILE-coat正統派な比翼のバルカラーコートにベンタイル・コットンを使用。(Normal Edition ¥83,600) *オプション別


VENTILE (ベンタイル)は、イギリス空軍(RAF)パイロット用の耐水服素材として開発された素材で、超極細のコットンをブロード生地の1.6倍もの量の糸を使用し限界まで打ち込んだ超高密度の生地になり、オイルを含ませずとも防水性や撥水性に優れ、通気性、透湿性といった高い機能を持つ高級コットン生地です。
日本でも防衛庁の海難救助服としても利用されており、極地探検隊やヒマラヤ登山隊などが着用する衣類によく使用されているのです。

生地はコットン100%の天然素材で織られているためコーティングや合成繊維とは比較にならないほど、自然な風合いと快適な着心地を実現しているのも特徴なので、生地のドレープや光の当たる角度でベンタイルは綺麗な光沢を見せてくれます。

大戦期には洋上で追撃されたパイロットが、着水後に低体温症に陥るまでわずか数分であったところベンタイル製の被服を採用した事でデッドラインが20分以上までも伸びたとの話も備えており、素材特性により非常に高価な素材として認知されています。

VENTILEスロートラッチ付きと本格仕様のクラシックなコートに見られる襟裏に収納されている小さなベルト付き。雨風が侵入するのを防ぐため、襟元を上からカバーするための役割を果たす。チン・ストラップと呼ばれることもある。

また、長い年月を経ても愛用できる生地というのも特徴で、1つ持っていれば長年使い続けることができます。
高密度に織った生地はちょっとしたことでヨレたり崩れたりすることなく、しっかりお手入れをすれば防水・防寒の機能性もずっと維持できるのです。
そして何よりも、本革のように年月が経てば経つほど深みのある風合いが出てくるというのもベンタイル生地の魅力なのではないでしょうか。

ミリタリーの要素を持ちながら、モダンな男らしさを表現できる最強のコートとして、ベンタイル・コットンのオーダーコートをぜひオーダーください。

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