pispocket

パンツのヒップ(ピス)ポケット

2023.03.04

後ろ姿に美が宿る。

 

パンツのヒップポケットは日本では「ピスポケット(pis-pocket)」とも呼ばれることもあり、その意味は”ピストル”からきている言葉だと最近知りました。。。
元々ピストルを入れるポケットだったとの説からなのですが、いまだにその名が通り使われているとは何とも怖い話です。

話は変わりますが、パンツのポケットは使う使わないがハッキリ分かれるところではあるが、ついている付いていないで悩む人はいない。
しかし、付けないことが可能であればそれは大きな意味を持ちます。
ヒップのラインはパンツのシルエットにおいて大変重要で見た目が大きく左右されるところなのですが、一番と言っていいほど力の入る?負荷のかかる場所でもあるため、美しさはもとより耐久性をも考えなくてはならない。

ヒップのポケットがいつも破れてしまうという方は、耐久性の面から見てもシルエットの面から見てもヒップポケットを付けないというのが理想的ではあります。
なんとなく付けるにしても利き腕側だけとか、厚みのあるものを入れないなど心がけも必要なのですが・・・財布を入れるなんてもってのほかですね。

pis-p

ヒップのポケットを付ける付けないはまた別として、基本的にオーダーを受ける際には両ヒップ側両”玉縁仕様”でポケットを付けています。
両玉縁仕様とはポケットの切り口上辺と下辺両方に玉縁を別布で作りやや装飾的なデザインの物で、ジャケットを着ない時にも見栄えするようにと今の時代にも合わせた仕様とさせていただいています。
また、利き腕と反対側(使用頻度の低い方)のヒップポケットにはボタンを付け躾の代わりにポケットを開きにくくしており、あまりポケットには物を入れないように・・・という意味をも込めております。
ただヒップのポケットは、ハンカチ等を使いシルエットを作り出す効果もあり比較的肉好きの良くない方等ボリュームを持たせるというような「裏技」的な使い方もあるのです。

また、好みや雰囲気によりヒップポケットにもフラップを付けることもできます。
ジャケットのポケットには多く見られますが、中身が飛び出しにくくする効果を狙ったものでフラップもボタンと同様に利き腕の反対側(使用頻度の低い方)に付ける場合が多いのです。


普段あまり意識しないであろうヒップポケット。
パンツのヒップポケットについてここまで記事にしたのは私ただ一人かもしれません。
貴重な記事を長々と読んでいただきありがとうございます(笑)

 

タックについて

裾の仕上げについて(作成中)

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