coolsuit

涼しいスーツ

2017.04.24

札幌もようやく暖かくなってまいりました。

湿度の高い日本のビジネスマンにとって夏場のジャケットは苦痛以外の何者でもありません。

どうせ着なければいけないならできるだけ涼しく快適なものを・・・と思うのは必然です。クールビズが浸透してきていますがやはりネクタイはしなくともジャケットだけは着ないわけにはいきません。
できるだけスマートに涼しい顔をして夏を乗り切りたいものです。

stretch_suit
さて、涼しいスーツとはどんなスーツなのでしょう。夏の素材を代表されるリネン(麻)、コットン(綿)、それともシルク(絹)でしょうか。実はこの中に答えはありません。リネンは肌触りにも涼しげでシャリ感もあります。コットンは汗の吸収力もあり肌に汗の水分が残りにくくTシャツ等のカジュアルなイメージもあり快適です。またシルクは夏の高級パジャマとして使われるようなサラッと冷んやりしたイメージもあるかと思います。

ですが、結局ウール生地が一番涼しく快適なのです。
夏向けの服地は通気性の面でも優れており生地自体の厚さや重さも抑えてありますのでニットに代表されるウール素材の感覚では全くありません。
ポリエステル・ポリウレタン系混紡素材ではウール100に比べ通気性が弱まりますので暑く感じるかもしれませんが・・・
私自身それぞれの素材のスーツを着ており、経験上一番高温高湿度に耐えうるスーツがウール生地のスーツだったのです。年中無休でスーツ上下を着ている私が言うのだから間違いありません。肌と生地の間にある空気の温度が一番低く感じ、暑い時ほどウールパンツを選んでいたのです。

暑く感じる原因は素材だけでなく生地や芯地、サイズ感など様々な要因があるのですがまずは素材から見直してみても良いかもしれません。
オールシーズン系生地を選んでいる場合じゃありませんね!間違いなく暑いですよ。

 

今、考え思い出してみると町のお爺ちゃんがいつもスラックス的なパンツをはいているのはその様な理由のせいかもしれませんね。
涼しい生地を自然と選んでいたということですね。
涼しいスーツ2

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