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流行りのクラシックについて考える

2016.08.16

業界筋ではクラシック回帰

という流れで流行が変化してきていると言われておりますが、皆様はどうお考えでしょうか。
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確かにピッティウォモ(メンズ見本市)でのブース内容、ファッショニスタと呼ばれる関係者の姿を見ているとクラシック傾向が強く、気になるデザインやアイテムが多く取り入れていこうとは思っているのですがまだまだ札幌で浸透させていくのには時間がかかると感じております。
例えば”タック入りパンツ”
30台後半から50台位のお客様にとっては甘酸っぱい思い出いっぱいのディテール。
今取り入れようにも少し気恥ずかしい感じがあるかもしれません(笑)
細身一辺倒だったものを急に変えるのにも勇気が必要です。
更に、股上も深くなりつつあるシルエットにも抵抗があるかもしれません。
また、着丈も以前に比べ長めの設定となり”細い短いが偉い!?”時代は終焉を迎えております。私自身も取り入れるべきところは取り入れて、今現在の感覚でカッコよくないと思ったもに関しては見て見ぬ振りをしている状況ではありますが、ビアンコ的フィルターを通したクラシック回帰のお勧めを簡単にお話しさせていただきます!
スーツでもジャケパンでもジャケットを着ている姿そのものがクラシックなのです。
しっかりとスーツを着るということを基本とし、ベストやネクタイでクラシックな雰囲気を出し、少し大人の余裕を醸し出すようなゆったりとしたサイズ感。ディテールはチェンジポケット、シャツはセミワイドから始めてみてはいかがでしょうか。それだけでも十分流行を取り入れたスーツとなります。ジャケットをダブルにするというのもクラシックな装いの代表です。
いつその流れが終わるのか、ダサくなってしまうのかはわかりませんが毎年、毎シーズン変わりようのないと思われるスーツも旬な形やデザインが変わっていっています。流行を取り入れていきたいお客様にはすぐさまお勧めし、そうでないお客様にはそっと気付かないうちに流れへと導いていこうかなと企んでいます(笑)
ファッションは生ものです。鮮度ある情報を鮮度ある内にお召し上がりください!!

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