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スーツって何着必要?

2021.04.26

実際のところ何着必要なのか。

スーツは最低3着は必要です。

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ご存知の通りスーツは毛で作られています。
手編みのマフラーに使う太い毛糸を思い浮かべながらお考え下さい。

1度着用すると"毛"は汗などの湿気を吸い込み、その他にもホコリや砂、花粉等の汚れもついてきます。
そのようなスーツを毎日着続けるとどうなるか想像できるかと思います・・・
湿気を含んだ”毛”は乾燥する時間もなく悪臭を放ったり、汚れが繊維に染み込んで深い汚れへと変化して行ってしまいます。
それだけならまだしも、”毛”をまとったまま動かず立ったままジッとしてるわけでもなく、座ったり走ったり1日中動いてる中で”毛”が折れたり引っ張られたり捻れたり。様々な負荷がかかっているのです。

1日頑張ったスーツもお休みが必要なのです。

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気温や湿度にもよりますが、”毛”が元の姿に戻るためには最低3日間必要だということから、
「スーツは最低3着」用意すべきということなのです。

着用後のスーツは、ただ休ませるのではなく「お疲れ様」と声をかけながらホコリをブラシで払い取り厚手のハンガーで型崩れを防止しつつ風通しの良い場所に吊るしてあげてください。
必要とあらば、シワの深くついたところに霧吹きで水分を含ませ”毛”自体の復元力によるシワ戻しをしてあげると良いでしょう。
深く入ったシワが戻ることなく、そのまま着続けていると傷みや型崩れの原因ともなりますので、気になった時にはアイロン掛けも忘れずに。

最低限のケアをしつつ、3着をローテーションさせることによりスーツは綺麗なまま長持ちします。
余裕ができてきたら春夏物と秋冬物を3着ずつ揃うように、もっと余裕ができてきたらジャケットやパンツ単品で変化をつけて行くもの良いでしょう。
そのうちサイズが変わったり、なんとなく古く感じてきたら入れ替えるというのが理想的ですね。

もちろんスーツの数が多ければ多いほど休ませる日数が増えるのでより綺麗に長持ちさせることができます。
スーツも働き方?「働かさせ改革」を検討してみてください!

次回は「その3着をどのような色柄で揃えるか」。
どうぞお楽しみに!

 

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