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オーダーシューズのオプション(クローズドチャネル)

2021.03.25

底付け後の仕上げにもこだわる。

見えないところではありますが靴底の仕上げ方法にも種類があります。
靴底はセメントで付けてあるものもございますが、Bianccoのオーダーシューズはアッパーと底部を縫い付ける製法となっているため縫い付けた後の処理にもシューズのオプションがございます。

通常オプション無しの場合、下画像のように溝の中に糸が見えている仕上げ(オープンチャネル)になるのですがその糸を覆い隠す”クローズドチャネル(ヒドゥンチャネル)”チャネル(溝)をクローズド(閉める)する仕様なのです。

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覆い隠すと言っても、もう1枚皮を貼るのではないので靴底の厚みとしては変わりません。ソールの表面を横から切り込みを入れて、表面を一旦起こし糸を縫い付けその後、革を閉じるという方法のためです。
その作業が非常に手間がかかり、気を使う作業となるためオプションとなるのですが通常既成靴では高級靴にしか見られない仕様でもあります。

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さらに、多少縫い糸を守るという役割の果たしてくれるかもしれません。
オープンチャネルであっても縫い線部の溝は深めに掘られ糸が地面に擦れないよう奥まっているのですが、その上に閉じた革が覆いかぶさる状態となっているため、溝に異物が入ることを防ぐこともできそうです。

クローズドチャネルは通常のビジネスシューズではありえない見た目の美しさや、高級感にこだわるオプションとなっております。

 

*クローズドチャネル”でなくては選べない他オプションinsert_link (半カラス仕上げ、釘打ち)もございます。

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