
Sartoria Edition (サルトリア エディション)
2025.08.14
2025.08.14
いつもオーダースーツを作っているけど、そろそろ「もう一歩、深く踏み込みたい」と感じる瞬間があるかもしれません。
サイズが合っているけど何か物足りない。
なんとなく、着姿や立ち姿に「自分らしさ」を求めたくなる。
そんな方にこそご紹介したいのが、満を持して登場の”Sartoria Edition(サルトリア・エディション)”です。
「仕立て屋の哲学が生きる一着」
Sartoria Editionは、イタリア語で「仕立て屋」を意味する言葉。
その名のとおり、このモデルは仕立てに対するBianccoの美意識をいちばん自然なかたちで体現しています。
決して華美な物ではありません。
でも、袖を通すとわかる“空気の違い”があります。
「ただ着る」のではなく、「自分の佇まいとして着る」。
そんな一着を求める方のために、ご用意しました。
「肩・胸・背中…見えないところに宿る心地よさ」
Sartoria Editionは、本場サルトリアにて今もなお現役で活躍されている職人監修のスペシャルなパターンを採用。
従来の設計をもう一歩踏み込んだ形となり前肩設計で、鎌浅なアームホール、ラペルの返り位置までサルトリアの考えを随所にちりばめたサルトリアルカットとなっております。
多くの日本人の平均的体型を網羅したパターンで、お客様一人ひとりの体型に対応することのできる美しくも秀逸なパターン。
たとえば、ほんの少し前に出ている肩、左右差のある骨格、背中の丸みや、立ち姿のクセ。
そういった「見えにくい個性」にまでしっかり向き合い、服があなたに“合わせてくれる”着心地を目指しました。
ぴたっとしすぎず、でも浮かない。
自然に身体の一部になってくれるような感覚。
これが、Sartoria Editionで仕立てるスーツの特徴です。
「動きの中で、スーツが美しく整う」
仕立ての違いがもっとも現れるのは、実は“動いたとき”です。
腕を上げたときに背中が引っ張られない。
歩いたときに裾や肩が浮かない。
椅子に座ってもシワが気にならない。
そんな小さな“整い”の積み重ねが、ふとした所作の美しさや、自然な風格を生んでくれます。
「いいスーツだね」と言われるのは、正面から見たときよりも、
すれ違ったときや、ふと腕を上げた瞬間なのかもしれません。
「目立たないけれど、静かな存在感」
Sartoria Editionの魅力は、静かさにあります。
誰かに強く見せつけるようなものではありません。
けれど、着る人の意識や品の良さが、そっとにじみ出るような・・・そんな控えめで、けれど確かな存在感があります。過度に飾ることなく、仕立ての美しさだけで勝負する。
それがBianccoらしい一着であり、Sartoria Editionらしさでもあります。
「ノーマルじゃ物足りない。でも、プラチナムほどでもない。」
Sartoria Editionは、ちょうどその中間に位置しています。
ノーマルモデルよりも、補正や構築の洗練度が高く、Platinumほど重厚でもなく、気軽に日常使いできる仕上がり。
たとえば、大切なプレゼンの日、少しフォーマルなレストランでの食事、あるいは“誰でもない自分自身”に戻るための1日。
そんなときに、背筋をそっと支えてくれる一着として、きっと頼りになると思います。
価格やランクだけで判断できない「なにか」を、このスーツの中に感じていただけたら嬉しいです。
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