
3つのスーツランクをわかりやすく解説
2025.08.05
2025.08.05
Bianccoでは、お客様の目的や価値観に合わせて、3つのEditon(ランク)とセカンドラインのPiccoloを用意しております。ご注文を検討していただく際、「どのランクが自分に合っているのか分からない」と思う方も多いはず。
本日はそれぞれの違いと、選び方のポイントをわかりやすくご紹介します。
まず・・・
各エディションは、使用するパターンの成熟度や構造の違い、工程数の違い、手縫いの占める容量など職人の技術レベルにより差別化されており、シルエットの完成度や立体感、身体へのなじみ方が異なります。
ランクが上がるごとに非常に多様な曲線を用いる仕立てを必要とするため工場の技術力や精密さやパターンにおいて、違いが大きくなるところなのです。
より高度な仕立てほど、体型に沿った自然なラインと着心地を実現します。
Edition(ランク)は生地のランクではなく、“どれだけ自分に合うか”で選べる構成となっているのです。
それでは
各ランクの特徴と選び方について箇条書きにてご紹介します。
① Biancco Normal Edition(ノーマル)
国内縫製による、Bianccoの基本ライン。
標準的な補正・デザイン対応で、しっかりとした作りと上品なシルエットを両立。ビジネスにもフォーマルにも対応可能。
・日常にちょうど良い、正統派のオーダースーツ。
・国内仕上げで、標準的な補正が可能
・シルエットと着心地のバランスが良い
・ビジネスユースに最適な一着
こんな方におすすめ
・仕事用として、信頼感のある装いが必要な方
・フィット感や快適性にもこだわりたい方
・自分のサイズで自然に着こなしたい方
② Sartoria Editon(サルトリア)
より高精度な体型補正と美しい仕立てが可能な上位モデル。
副資材や芯地にもこだわり、国内熟練工による縫製で、着心地・立体感ともにワンランク上の仕上がり。
・シルエットの美しさと仕立ての深さを追求する方へ。
・体に自然に沿うフィット感
・立体感のある構築で、佇まいが美しく映える
・見た目の印象やシルエットにこだわりたい方向け
こんな方におすすめ
・「スーツで印象が変わる」ことを実感したい方
・所作や姿勢をきれいに見せたい方
・長く使える、自分に合った一着を求めている方
③ Platinum Edition(プラチナム)
ハンドワーク多用の最高級ライン。
職人の手によって一針一針仕上げられ、まさに“一生モノ”のオーダースーツ。素材・縫製・構造すべてに妥協なし。
・着る人の“印象”までを設計する、最上級の一着。
・60%手縫いの工程が入る本場イタリアンテーラードを体感したい方へ。
・ディテールとシルエットの完成度が極めて高い
・“似合う”だけでなく、“ふさわしい”スーツを求める方へ
こんな方におすすめ
・節目の行事や大切な日にふさわしい装いを求めている方
・一生モノのスーツを仕立てたい方
・自分の存在感を引き立てたい方
〇 Piccolo(ピッコロ)*セカンドラインなので番外とします。
クラシックなデザインをもっと手軽に。
本格的なオーダーのエントリーモデル。海外縫製で価格を抑えつつ、シルエットやディテールは本格仕様。
・本格的な構築を、もっと身近に。
・海外縫製により価格を抑えつつ、しっかりした作り
・補正は最小限。
・デザインはクラシックで、ベーシックな印象
こんな方におすすめ
・オーダー初心者の方
・価格を抑えつつ、きちんとした一着が欲しい方
・数を揃えたい方
最後に。
自分に合う一着を選ぶということ。
Bianccoのスーツは、どれも「ただ身体に合う」だけではありません。
その人の雰囲気や印象にまで寄り添えるよう、仕立ての精度をランクごとに設計しています。
「安いから選ぶ」「高いから良い」ではなく、
“自分に合った深さの一着”を選ぶことが、最も満足度の高いオーダーにつながります。
迷われた場合は、お気軽にご相談ください。
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