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“袖まくり”で差をつける

2025.07.04

ただの“腕まくり”じゃない。こなれ感を出すシャツの極意

 

印象は“袖”で変わります。
シャツを着るとき、皆さまは袖をどうまくっていますか?
カフスの幅に合わせ綺麗にただ折り返すだけの“腕まくり”は、作業中の雰囲気が出てしまい少し野暮ったすぎるかもしれません。

でも、“ある巻き方”を知っているだけで、センスよく、こなれて見える方法があるんです。
それが今回ご紹介する――通称「ミラノ巻き」。

“ミラノ巻き”と聞くと、マフラーやストールを思い浮かべる方が多いかもしれません。
でも実は、シャツにも“ミラノ巻き”があるんです。

シャツの「ミラノ巻き」とは何か。

一見シンプルに見えて、計算された立体感と抜け感を演出できる袖のまくり方。
海外のファッショニスタやスマートなビジネスマンが実践しているこのスタイルは、崩れにくく、日常のどんなシーンでも自然にハマります。

「え、そんな細かいところまで?」と思うかもしれません。
でも、だからこそ周りと差がつく“こだわり”のディテールなのです。
それでは実践です。
3ステップで完成。想像以上に簡単。

STEP-1
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まくりたい所まで一折りする。
ここがベース。

STEP-2

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小さく(カフス幅よりも細目に)2回くらいロールします。
このとき、折り目を少しだけラフにすると「こなれた雰囲気」が出ます。折り目を揃えすぎないのがコツ。

STEP-3
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カフスを少し戻して完成。
カフスの端がほんの少し見えるくらいの位置で止め、曲げたり引っ張ったりしながら形を整える。
これが“狙ってやってる感”を演出するポイント!
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「ただの腕まくり」と「ミラノ巻き」、ちょっとした違いですが、その印象には大きな差が出ます。
例えば、ただ袖を折り返すだけの腕まくりは、作業感が出やすく、どこか垢ぬけない印象に見えてしまいがち。

一方、ミラノ巻きの方はというと、立体感と絶妙な抜け感を両立した巻き方。
清潔感があり、大人っぽく、そして何よりも「ちゃんとこだわっている」印象を自然に演出できます。
しかも、しっかり折り込むことで、長時間着ても崩れにくいのも大きな魅力です。

カジュアルな場面はもちろん、ビジネスシーンから週末のデートまで、どんなスタイルにも自然に溶け込むのがこの巻き方。
たとえば、白シャツにチノパンを合わせた定番のビジネスカジュアルスタイルでも、袖を”ミラノ巻き”にするだけでぐっと洗練された印象になり、誠実さの中にさりげない抜け感が加わります。

また、リネン素材のシャツにデニムを合わせたリラックス感のある週末のデートスタイルも、ただ無造作にまくるのではなく、計算されたラフさを意識して袖をまくることで、清潔感と余裕のある大人っぽさを演出できます。

こうした細部へのこだわりが、大人の品格を自然に引き立ててくれるのです。

シャツをおしゃれに見せるテクニックは、実はとてもシンプル。
袖のまくり方を変えるだけで、一気にこなれた印象が手に入ります。
袖先のわずかな工夫が全体の印象を大きく左右するため、袖こそが大人のセンスを表す場所と言えるでしょう。

ぜひ明日からのシャツスタイルに”ミラノ巻き”を取り入れてみてください。
そのさりげない一手が、皆さまの印象を確実に変えてくれるはずです!

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