スーツのたたみ方1

シワにならないスーツのたたみ方

2024.01.28

シワにならない!は言い過ぎですが。

 

出張や旅行時のパッキングでスーツケースに収納する場合など、ガーメントに入れ持ち運ぶのが一番ですがどうしてもスーツをたたまなくてはいけないシーンにおいて役立つシワになりづらいたたみ方について順にお伝えします。

まずスーツの命ともいえる”ラペル”。
シャツと同じようにシワシワの襟は清潔感も失われ、いくらオーダーしたスーツとは言えシワやクセによってしっかりと収まっていない襟はサイズ云々ではなくあまり印象の良い物ではありません。
立体感のないラペルは高価なオーダースーツでも安っぽく見えるものなのです。

 

①その襟部分”ラペル”はしっかりと立て伸ばします。
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②表向きのままジャケットの両肩それぞれに手を入れ、背中心線(外側)に向け縦に2つ折りに。
両肩に入れた手のひらを揃える感じに折ります。2

 

③揃えた手の右手(上前)側を左手(下前)側に肩から覆いかぶせます。
揃えた手のひらの右手側を返し、今度は両方の手の甲を揃える感じになります。
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④最後にウエスト部分から2つ折りをします。
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この④までがジャケットを持ち歩く時や、ハンガーのないところなどでジャケットを置いておく時のたたみ方になります。

 

次からが応用編となるパッキング時のたたみ方です。

スーツケースはスペースが限られ、スーツだけを入れれば良いわけではなく他の荷物と共にパッキングをしなければなりません。
そのスペースを有効活用するべく効率の良い方法をご紹介します。

 

④ 裏地と前身ごろにできた隙間にタオル等を入れ、肩のつぶれを防ぎます。
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⑤④部分の上に、もう一枚タオル等を置きクッションにし袖も織り込みつつ丁寧に3巻き程度に丸めてゆきます。
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次にパンツです。

⑥先ずは折り目(クリース)に沿ってシワの出ないように置きます。
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この時よく見かけるのがファスナーを上げボタンを留めていたり、クリースを無視し脇線(サイドシームライン)を合わせるように2つ折りにしたりしているのをよく見かけます。
ハンガーにかけ保存するときも、持ち運ぶ時も必ずファスナーは閉じず、ボタンもせず、クリースラインから折り、ハンギングするか折りたたむようにしてください!
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⑦置いたパンツの上に沿ってタオル類を置き、上から下に丁寧に3つ折り程度に丸めてゆきます。
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*⑧ベストがある場合はジャケットと同じように、背中心線(外側)に向け縦に2つ折りに。
両肩に入れた手のひらを揃え、裏地が見えるように折ります。
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*⑨折ったベストの上にタオル類を重ね3つ折り程度に丸めます。
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⑩たたんだジャケット・パンツ・*ベストをタオルやコートで柔らかく包みスーツケースにパッキングします。
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以上が「スーツのたたみ方」なります。
しっかりと折る。というよりはクルクル丸めるといった表現の方がしっくりくるかと思います。
丁寧に脇線や背中心線、肩線等”線”を揃えることも不要なシワを付けないコツになりますのでゆっくりたたみましょう。

あくまで一時的な収納方法になり長期保存には向きませんのであしからず。

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