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タータンをモノにする

2024.01.18

長きにわたり世界中で愛されてきた”タータンチェック”

 

タータンチェックとは日本独自の呼称で”タータン”と呼ぶのが一般的。
その”タータン”はなぜ廃れず愛され続け、なぜ私たちを虜にしているのでしょうか。
オーダースーツならではな個性的なタータン達と共に、ご注文の数も増えてきている”タータン”の魅力に迫ってみようと思います。

タータンとは・・・と説明し始めると長くなってしまうので要約していくと2色以上で構成された格子柄の事なのですが、それに加え、スコットランドの伝統的な織物としてスコットランド・タータン登記所に柄そのものが登録されているか否かが所謂「本物かどうか」というところでもあり、歴史的にもウンチク的にも奥が深い話なのです。

 

*スチュワートハンティングチェック。ブラックウォッチ・マッケンジーに並ぶ、ロイヤルスコットランド連隊が使用するロイヤルタータン。

 

*「メアリー妃」の名がつくロイヤルタータンのパンツ。

そんな歴史的にもファッション的にも人気があり色彩豊富なタータンですが、本来目的や用途によっていくつかの種類に分かれています。
スコットランドの由緒ある氏族(クラン)と、その家族が身に着けることが許される「家紋」のような意味合いの「クラン・タータン」。
スコットランドの軍隊用のミリタリー・タータン・王室用のロイヤルタータン等、さまざまな種類がありますがとりわけ人気の高い”ブラックウォッチ”です。

 

*ジャケットでもパンツでも「様になる」ブラックウォッチ。

 

*ミリタリー要素のあるサイドに尾錠を配したパンツは”ブラックウォッチ”とも相性が良い。

 

*タータンを使う面積が大きいとより個性的に。

 

*タータンインスパイヤ―とでも言いましょうか。歴史にとらわれず様々な”タータンチェック”も多数ご用意しております。

 

ブラックウォッチは「ミリタリー・タータン」に属し、緑、黒、青の3色を使った黒っぽい色調と警備の見張り(=ウォッチ)からその連隊は「ブラックウォッチ」と呼ばれ、そのままタータンの名称にもなったと言われています。
ジャケットやコートの素材として用いても程よいカジュアルさと気品が漂う「ブラック・ウォッチ」。
長年飽きずに愛用いただけること間違いない柄です。

様々な”タータン”の歴史的意味や背景を理解しコーディネートしたり、いかに崩し上手に着こなすかというのもオーダースーツの楽しみの一つでもあります。

スタイリッシュに”タータン”を着こなしたい!という方は是非、ご注文を(笑)

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