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  • スーツのオプション(有料裏地)

裏地の質について考えたことはありますか?

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考えたことのないお客様の方が多いかと思いますが、質によって着心地も左右するのですよ。
例えば安価な既製品や安価なオーダースーツの場合、
多くは石油から作られるポリエステル裏地が使用されています。

決して悪いということではなく着用する場面を想定し、しっかりと選んでいただきたいということなのです。
ポリエステル裏地の場合キュプラ等の裏地に比べ耐久性があり、丈夫な生地になります。
まだスーツの着数が少ないお客様だったり、ハードにスーツを使用する方にとって向いている裏地と言え、
プリント等加工のしやすい素材となるため数多くのプリント柄を選べる代わりに、
汗を吸収しずらく乾きにくいというデメリットも持ち合わせております。

いいところもあれば悪いところもある。これ必然です。

もう一つ代表的な裏地素材としてキュプラ(ベンベルグ)が挙げられます。
キュプラは綿花くずを原料とする天然繊維でシルクに似た見た目と吸湿性、高級感があり、滑りも良いので
背中が滑り、ジャケット自体が軽く感じられるという特徴があります。
しかし、あまり強い繊維ではないため電線したり、ほつれやすいのがたまにキズ。なのです。
Bianccoでは無料裏地もキュプラ製を使用し、着心地と高級感、満足感を大切にしています。*(2019/1/1より)
もちろんご希望によりポリエステル裏地を付けることもできますのでお申し付けください。

ここからはBianccoこだわりの有料裏地を少しご紹介させていただきます。
先にご説明させていただいたポリエステルとキュプラの良いとこ取りな
キュプラ50%,ポリエステル50%の山梨先染め細番手ツイル地です。
高温多湿な日本の気候に最適で、軽量で経糸をポリエステル20Denier、縦糸キュプラ60Denier単糸という
細番手で織られている非常に高品質な裏地です。

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これほど高品質な裏地は甲州山梨でしか生産不可能と言われている程です。
全12色、手触り・密度共に素晴らしい生地となっております。

次にイタリア製Rigateinoというコットン100%生地でローマのサルトでよく使用されおり、
ジャケット生地としてや腰裏素材としても使用されています。
コットン生地としては少し厚手の物になりますがベスト背裏などとして
個人的に使用してみようと思っているおすすめ裏地生地です。
Rigateino

また下のようなプレーンなコットン裏地はMartin Margielaも好んで使用されるようです。

cottone_lining
まだまだあるのですが最後に・・・
イタリア語で太陽を意味する”ソラーロ”のライニングです。
光の当たり具合で微妙に色が変化しシルク混の良さも風合いにも生かされている、
さすが山梨先染め技術の賜物だと思わせてくれる生地です。
これからの季節、太陽の下で表地裏地あわせて”ソラーロ”ってのもこだわりがあってかっこいいですね。

ソラーロ

このように魅力いっぱいのライニング(裏地)を用意しております。
ビアンコでのオプションは料金がかかった分、それ以上の価値と満足感を提供できる物に限り
別料金をいただいております。
魅力的な物にもデメリットがあり、メリットがあるのですよ。

また機会があったら他の裏地もご紹介させていただきます!

biancco

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