saxony

北海道における冬スーツ

2017.10.10

本格的に寒くなってまいりましたが冬眠の準備は出来ていますでしょうか。

雪の積もらないうちにせっせと準備をし、雪が積もる頃には完璧に備えていなくてはいけません。
道産子の皆様はわかっていると思いますが、北海道の冬をなめてはいけません。
ある日真冬に駅から自宅へ向う途中、徒歩10分以内だったのですが猛吹雪で息ができなくなり休み休み家に帰ったことがあるくらい厳しいものなのです。(本当)
外は氷点下。さて、冬はどんな服装をしたら良いのでしょうか。
スーツ生地は大きく”秋冬用”と”春夏用”に分かれております。
同じウール素材をメインに使っていますが生地の目付け(1平方メートルあたりの重さ)や加工法などにより区分する場合の目安となります。ちょうど中間に当たるものをオールシーズンとされているのですがスーツをより楽しく、おしゃれに着こなすためには使い分けをすることをお勧めいたします。
saxony
秋冬代表素材といえばサキソニーや、ツイル、フランネルやツイードと多種多様ですが、共通して言えるのが”ケバ感”があるということ。
暖かい空気をケバ立ちで逃げにくくしており、保温性があるためそのような仕上げとしています。ケバ立ちがあるということは見た目に柔らかい印象を与えることができ、包容力のある人物に見えるということなのです。
心優しく力持ち。ひきつけ要素たっぷりです。
Tweedsuit
このような独特の風合いは秋冬物でしかありえません。
冬には冬らしい素材、夏には夏らしい素材。スーツ云々、ファッション云々を知らずともおしゃれな感じがしますよね。
おしゃれの基本はTPOと季節感です。ウンチクは男性社会だけの物なのかもしれませんね。
 

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