universalsuit

車椅子利用者向けスーツ

2019.05.07

基本スーツは直立した状態を基本に採寸、シルエットを削り出して行きます。

しかし、オーダースーツをお求めのお客様の中には動きのある中でのシルエットを重視しなければいけない方や、座った姿勢を重視しなければいけない職業の方など様々で、お客様に合った寸法取りや特殊仕様、パターン作りなど様々な技術や時間が必要となるのですが、オシャレしたい!かっこよくなりたい!気持ちをいち早く叶えるべく
座った状態が基本姿勢となる車椅子利用者・障害者のお客様向けのオーダースーツを展開します。
ユニバーサルスーツ
車椅子利用者、障害者の方々と言っても症状や病状で自分で着たり脱いだりできる方、ヘルパーさんの手伝いが必要な方、腕の上がらない方様々かと思います。
ですので決まったデザイン、パターンは用意しておりません。
直接お客様の元へ伺い、お一人お一人に寄り添って仕様とデザインをお話を聞きながらご提案させていただきます。
これは店舗を持たず、訪問型のオーダースーツブランドBianccoだからこそできる事。
自然な流れの中導き出された、仕事の意義と捉え取り組んで行こうと思っております。
制作において重要視しているのが「機能をデザインとする事」。
今回、車椅子ユーザーさんからの話の中で一番気になった袖元のスレを補強する事を先に考え袖元にパイピングで補強する事とし、ラペルに寄り添う形で同生地のパイピングを配す事で座った状態でよりシルエットを美しく見せる為に作られているスポーティーな乗馬ジャケット(ホースライディングジャケット)をイメージしデザインして行くようにしたスーツです。
車椅子スーツ
また、車を漕ぐ動作にも負担がかからないよう肩周りの芯やパッドを省いたり、肩から袖が前方に流れやすくする為の振り幅を通常よりも多く取り、ジャケットとしてのシルエットをバランスよく長さを保つため、ギリギリの長さに設定してあり、お客様のウエスト部分にボタン位置を合わせるのではなく、座った状態でも綺麗な腰のくびれが出る位置にボタンを付け、Vゾーンの開きと裾の広がりのバランスを出すような位置としてあります。
背割れもセンターベントで脇に流れるようなシルエットを出すために最適なデザイン。
腰部分のポケットに関しても位置を少しあげ、スラントポケット(斜め)にすることで、座ったままポケットにも手が入れやすい、乗馬ジャケット仕様になっています。
見えない部分となる背中やお尻部分に関しても、背中の素材をキュプラ裏地で総裏とし、滑りをよくすることでジャケットの持ち上がりを軽減させる仕様。
お尻部分にポケットをつけてしまうと、床ずれの原因となる要素を含むためお尻部分の装飾は全て排除しております。
他にもいろいろな仕様が盛り込まれているのですが長くなってきたので・・・
デザインはお客様の数だけ無数の組み合わせがあります。
似合う似合わないではなく、着たいという気持ちが自分とスーツを輝かせてくれるものだと信じています。
私もそうですが新しいことに1歩踏み出すということはすごく勇気も体力も必要とします。
皆様にとって新しい1歩を踏み出すお手伝いができれば、大変光栄です。
まずはどんなことでもお問い合わせください。
ぜひ、お話を聞かせてください。

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