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安い生地と高い生地

2016.08.10

Q 安い生地と高い生地はどこが違うのですか?

秋冬物の生地がどんどん入荷されているタイミングでもう一つ"Q&A"のご紹介。

A

価格は生地のによって変わります。
生地の"質"について少し説明させていただきます。一般的に希少素材や高級素材が混紡されている生地や、生地に使用されている原毛の種類、織方、糸の扱いやすさによって価格が変わります。
解りやすく例えてお伝えするとしたら、カシミアやアンゴラ製品は高級ですよね。どうしてかというと採取するために何人もの人を使い1匹のカシミア山羊から取れる量も少なく生産量の低さから高級となっているというように素材からくる価格の差や、全く同じ素材を使った物でもその生地作りにかかる行程や時間によっても違うのです。
cashmere
しかし、それらの高級生地を使ったものが”良い生地”と言うことはなくお客様が使用する用途によって"良い生地"”悪い生地”とが違ってきます。
Super150'sなど細い糸を使用した生地等は"良い生地"とされていますが用途によっては"悪い生地"ともなってしまいます。確かに肌触りや滑らかさ、光沢感は一般的な生地に比べると全く違いますし仕立て上がりについても全く違います。
それだけ繊細な生地を使用しているスーツは耐久性という面でみると物足りなく、ハードに使用するようなスーツではありませんのであまり”いい生地”でなくなってしまうと言うように一概に良い悪いは判断できないのです。
生地自体を比べてみてもよほどスーツに詳しく、生地に精通している方でないと違いがわかりにくいと思いますが、たくさんの生地に触れ、色々な生地でスーツを創り実際に使用して違いを確かめていただきたいと思っています。
それもオーダースーツの楽しみですので!

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